農家で仕込む手前味噌

大豆の履歴書

母が今から20年も前からの種をずっと自家採取しています。 そのため品種も定かではありませんが栽培には島本微生物農法を取り入れ、農家自家製肥料と 大豆の特製を生かした作業を重ね、毎年たくさんの大豆を収穫させてくれてます。 冬にいつもこの大豆を使って、みそ作り講習会を開いています。 (足りない場合は国産大豆を使います。)玄米、大麦白、赤、小麦、マイブレンド。お好みの種類で手前みそを仕込んでみませんか? 種を蒔いてから、あなたの味噌汁のおわんによそってもらえるまでに、約1年半。 スピードを追い求める今の時代だからこそ、この時間はゆずれません。

種を蒔いてからおよそ6ヶ月。
あっと言う間の大豆の一生に私たちは学ぶことがたくさんあります。

大豆への想い

大豆の花9月中旬。大豆の花の美しい季節。ひと粒の種を蒔き光と水と温度と土とでやがて豆となる自然の仕組み。そこに自然海塩と麹、そして仕込むあなたの心が入って手前味噌となります。
大豆を育てるのは我が家の役目ですが、そこから先は食べる人の想いに託します。

麹の種類と特徴


味噌の味は麹で決まります。
どれをどれだけ入れるのかはあなたの気持ちのままに。
季の野の台所は、それをあるがままに受け止めて味噌作りの当日を迎えます。

玄米麹

季の野の台所で育った微生物農法 のお米を使っています。 口の中で噛むと、甘みが生まれます。

大麦麹

ご飯に入れる方もある穀物。 食物繊維とビタミンBが豊富です。

豆麹

東海地方独特の大豆を麹にしたものです。深いコクの旨みは、一度はまると抜け出せません。

米麹

季の野の台所で育ったお米を使っています。上品な甘みとまろやかな旨みを持っています。

小麦麹

染み込むような香りが野菜に良く合います。

お味噌作りのご案内

毎年、師走の声を聞くころ、ご縁のある方にご案内を発送しています。
申し訳ありませんがどなたともつながりのないネットのみからの
お申込みは現在受け付けておりません。
お手元にこちらからダイレクトメールが届いた方やその方とつながりのある方のためにこのページを掲載しております。
ご理解のほど、お願い致します。

大豆の発芽 種を蒔いて3日後。固くて黄土色だった豆は土と水と温度と光によって、柔らかで緑色の命となってひとりで出てきます。人間よりも立派っていつも感じます。

味噌作りの時の気持ち

農家、季の野の台所では微生物農法で大豆を育てています。
大豆の特性と天候や季節.を重ねて 収穫のその時まで気が抜けません。
でも、味噌を仕込むのは来て下さる人の想いが大事。
いらだつ心、焦った気持ち、怒りの想い。もし味噌を仕込む時にそんな気持ちだったら出来る味噌もその気持ちが反映されてしまいます。
どうか穏やかでプラスのイメージでもって大豆や麹と接してください。
きっとおいしい『手前味噌』になること請け合いです。

大豆と麹を混ぜる 麹を育てるのは信頼の置ける麹屋さんにお任せ。自然の海からいただく塩は海の精さんの汗の結晶。そして、心を込めて味噌を仕込むのは、あなた。そうしてやっとおいしいお味噌ができあがります。
ゆでた大豆に麹と塩を混ぜる作業は子どもに生きる力を注ぐ心で。