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杉の木を天日に当ててから製材します。床を張る前に自然乾燥しています。 自分で乾燥させれば、木材は安価で手に入ります。
人が暮らしていくのには、家は必要ですね。
その形や想いは様々だからこそ、それぞれ価値があるのですが
季の野の台所は、必要最低限(もしかしてそれ以下?)の
モノや床、壁しかない暮らしからスタートしました。
暮らしながら、たくさんの方の想い(我が家の様子を見るに見かねて)の
おかげがあって、戸板や、木材、レンガ、トイレの便座に至るまで
ぽつりぽつりと、家の部分が集まってきます。
ずっと使われていたそれらの、その人の家への想いを察すると
小さな木切れ1枚だって、どこかに使わずにはいられません。
かつては、立派な家の梁が我が家では外の炊事場の柱になったり
高級料亭のおせち料理の木箱のフタがトイレの壁に貼り付けられたり。
第2の人生は、もしかしたらお嬢様育ちの娘が
手に豆作りながら汗する農家の嫁となった姿に重なるものがあるかもしれません。
だからこそ、大事にしたい。そう思います。


レンガを埋める。セメント・砂・砂利・水。後は想いを込めるのみでしょうか。
水糸の仕事水糸に沿わせる。神経を使いますが、気持ちの良い仕事です。 外トイレ外のトイレは、まだ窓がついていませんが、使用可能。向かいの里山が絵のようです。 建具の活用いただいた玄関戸を横にしました。立派な窓に生まれ変わります。 石窯作りました。耐火レンガで石窯作りました。

季の野の台所全景